忙しい現代人でも、短時間でリフレッシュができると話題の「マインドフルネス」。要は心や脳の「休息法」です。正直簡単なようで・・結構この「マインドフルネス」に向き合うのに時間がかかりました。そんな私の「マインドフルネス法」についてです。
ヨガとマインドフルネス
私はホットヨガに通っています。大体週に1〜3回通う生活で、もうすぐ4年目になります。このホットヨガの教室以外にも、普通のヨガのイベントに参加したりしていますが、ホットヨガでも、普通のヨガでも毎回始める前には「瞑想」を実施します。
そして、この「瞑想」のやり方ですが、基本は「呼吸に意識を向けること」になります。
この「呼吸に意識を向ける」ことが、「マインドフルネス」言葉の意味として「今この瞬間に意識を向けること」とほぼ同じことになります。
マインドフルネス(英: mindfulness)は、今現在において起こっている経験に注意を向ける心理的な過程であり、瞑想およびその他の訓練を通じて発達させることができる。マインドフルネスの語義として、「今、この瞬間の体験に意図的に意識を向け、評価をせずに、とらわれのない状態で、ただ観ること」といった説明がなされることもある。
※ウィキペディアより
私はヨガの時はあぐらで座って、手を膝の上に置き「息を吸って、息を吐いて」と心の中で唱えながら「瞑想」をします。
そして、ヨガ以外の時に、「少し疲れたな」とか「これから会議だな」という時に、あぐらの姿勢でなくても「呼吸に意識を向けるだけ」ことで、「今この瞬間」を意識を向け、「マインドフルネス」をすることがあります。
私は、ヨガで「瞑想」を続けた結果、日常でも「マインドフルネス」が出来るようになったと感じています。なので、考え方や意識的なものでは、私は同じものと解釈をしています。
マインドフルネスのやり方
上述した通り、瞑想もマインドフルネスも概念は同じで、基本的なやり方も「呼吸に意識を向けるだけ」「今この瞬間に意識を向けること」です。
ただ・・これが最初とっても難しかったです。そして、今でも時々とても難しくなります。
理由は以下です。
【マインドフルネスを邪魔するもの】
・明日の会議準備足りてないな・・朝早く出社して手を付けよう・・
・冷蔵庫のあの食材、賞味期限いつだっけ?
・昨日、あんなこと言わなきゃよかったな・・
・やばい!美容室の予約変更しとかなきゃ!
などなど・・・
シンプルなようで、この「呼吸に意識を向けるだけ」「今この瞬間に意識を向けること」は本当に難しいのです。
そして、「呼吸に意識を向けるだけ」「今この瞬間に意識を向けること」をしようとすればするほど、「何故か」思い出してしまうものなのです・・!どれだけ普段、あらゆる「考え事」を持っているかが自分でもよくわかります。
ただ、ヨガレッスンにおいては「瞑想」を手助けくれる環境があります。
私の通っているヨガスタジオは「瞑想」を上手く促してくれるCDをヨガが始まる前に流してくれますし、レッスン中に「瞑想」がある場合はインストラクターの誘導もあります。
また、ヨガのレッスンで行われるナディーショナという片鼻呼吸法が瞑想にとても有効です。右の鼻を右手の親指で抑えて左の鼻で吐いて吸って、次に左の鼻を右手の薬指で抑えて右の鼻で吐いて吸って・・と、より丁寧に呼吸することで、自然に「瞑想」に集中することができます。
では・・「マインドフルネス」の場合は・・・私は以下の方法で集中を高めます!
【マインドフルネスを手助けしてくれるもの】
・淹れたてのコーヒーの香りを嗅ぐ
・昔から好きな音楽を聞く
・かわいい甥っ子や姪っ子の写真を見る
などなど・・・
つまり・・・「呼吸に意識を向けるだけ」「今この瞬間に意識を向けること」の前に、手軽にできる自分の好きなことをするという集中方法です。それも、視覚や嗅覚、聴覚など感覚で感じられるものが入ることで、脳が切り替わります。
瞑想やマインドフルネスの思考を邪魔するものは、「不安」であることが多いです。
なので、「好きなこと」「大事なこと」を見直すことが私のマインドフルネスに集中することのポイントです!
マインドフルネスや瞑想が上手くいかないときは・・・
それでもどうしても、マインドフルネスも瞑想も集中できないことがあります。
「好きなこと」「大事なこと」を見直しても、集中ができないときは、きっと心も体も疲れている時です。そんなときはとにかく、休むしかありません。
しっかり寝て、しっかり食べて、好きな映画をみたり友達と話したり、家族やパートナーとゆっくり過ごす・・そんな時間が大切なのかも・・。
自分の「今ここ」を、普段から大切に!
自分に言い聞かせて、疲れたらこまめに「マインドフルネス」していこうと思います!